新築マンションを購入するまでに色々なことを調べました!調べたことをまとめているブログ記事です!今回は新築マンションに深いかかわりのある旧日本三大財閥についての記事です。旧日本財閥はこれまでの記事でもすごいことをお伝えしました。今回はそんな旧日本三大財閥の一角を担う三井財閥にフォーカスを当ててみます。三井不動産グループはこんなにすごいんです。 マンション選びに迷ったら旧財閥系が良いのは間違いないです!!
新築マンションを購入するなら三井不動産グループの技術力を知っておこう
建築構造体、キッチン装置を移設する方法(特許6181122)
このタイトルだけではわかりにくいと思いますので、かいつまんで説明します。
従来は、キッチンを移動(リフォーム)する際には大掛かりな配管工事をしなければならず、手間やコストがかかっていました。クロスの張替えみたいに部屋の表面部分だけをリフォームするのとはわけが違うのは想像しやすいと思います。配管工事なんて、床を剥がさなければできませんよね、通常は。
そこに注目したのが、この発明です!!
特許を見慣れない人はわかりにくいかもしれませんが、要するにリフォームのために移動しやすいキッチン装置の発明ということです!!横排水管を他の床の穴から出せるような床構造になっているんですね。しかも、どの穴から横排水管を出しても排水がうまくできるように横排水管に傾斜が付くような構造になっています。
こういう特許があると、新築マンションを購入して数十年後に投資用として売り出したときに付加価値が付くものと考えられます。その時の流行りの部屋デザインにリフォームできますからね。
映像監視方法等(特許6207656)
映像監視に関する特許については前回紹介した三菱地所グループの特許にはありませんでした。(三菱地所では他社の監視システムを導入しているのでしょう)
三井不動産とは技術的に力を入れているポイントが違うようですね。
この映像監視方法がどういうものかというと、
カメラとサーバーと管理者端末との間のデータ送受信方法についての発明です。
具体的には、次がポイントです。
⇒サーバー側で静止画像間に差が無いか(動きがあるか)をチェックする
⇒何らかの差があれば、カメラに映像を要求
⇒カメラからその前後の動画を受信
通常時には静止画像を送って、異常があった時だけ動画を送受信するシステムですね!
このシステムによって、
- データ送受信量が減る!(動画送受信量が減るので)
- 管理者の監視負担の減少!(動きのあった動画のみをチェックできるので)
という効果があります。
直接マンション購入者にはあまり関係ないと感じるかもしれませんが、自社で監視システムを有するというのはコスパ的にも良いし、安心感もアップですよね!!
電力供給システム(特許6250193)
電力に関しての発明は、その内容自体を理解するのは難しいので(物理で勉強するような式が多いので)、ざっくりと説明します。
停電時の電力供給システムについての発明です。建物内の供給すべき電力バランスは、通常状態、停電状態、火事状態などによって変動するのは想像できると思います。火事状態であれば緊急性が高いものにのみ電力を供給すべきですし、通常状態は滞りなく全体的にバランスよく電力を供給すべきです。すなわち、それらの状態によって使用すべき建物内の電気設備が変わってきますので、このような状態変化を感知することによって、電力供給バランスを適切に制御するシステムです。
(ちゃんと理解して説明するためにはそれなりの時間がかかる内容です。もしご興味があればご自身で検索してみてください。)
その他の特許
- 大型制振装置
- 壁構造
- 転倒防止治具
- 収納ユニット
- インターホン
- 建物の基礎構造
- 水浄化処理システム
- 床構造
- 収納構造
- ペット共生用集合住宅
など様々な特許があります。ざっくりと見た感じだと、三菱地所グループよりも、技術力(住宅設備に関する特許件数)が多いように感じました。三井不動産グループは特許取得によって、しっかり技術を保護&対外的な信頼獲得(ブランディング)をしている企業であることがわかりました!!
三井不動産グループのマンションを購入したい?資産価値が高いマンションであることは間違いない!
三井不動産のマンションブランド
- パークホームズ
- パークコート
- パークタワー
等があります。
三井不動産の『経年優化』って何??
『経年優化』・・・聞いたことが無い言葉ですが、読んで字のごとくの意味です。
『モノは古くなるのが当たり前』ではなく、時が経過するのとともに価値を高めていくことを目指しているということです。
そのために、具体的には次のようなことを重視しています。
- 居住者交流のための共有施設
- 周囲の景観に溶け込む外観
- マンションの使いやすさ重視
- 長期修繕計画
- 経年優化を織り込んだ植栽設計
- 土地の記憶を宿したまちづくり
コミュニティ力を高めることで住宅の価値を高めることに繋げるということを重視しているようですね。私自身も子供ができてから初めてご近所のコミュニティっていいなって思えるようになりました。それまではあまりご近所づきあいを積極的にする方ではありませんでしたが、子供がいると色々な人に声をかけてもらえるようになりますし、パパ友・ママ友できますからね!こういった意味では、子供が小さいうちからコミュニティに積極的に参加できる住まいづくりをしている三井不動産は優れていると思います。生涯にわたって価値が高まり続けますね。
これぞまさに『経年優化』でしょう!!
三井不動産のグッドデザイン賞!!
もちろんグッドデザイン賞も多数受賞しています。
(ただし、三菱地所よりは少ない印象です・・・)
2018年度は無し??
2017年度
- パークホームズ赤羽西~間取り変更プラン「Imagine」~
- BAYS TOWER&GARDEN
2016年度
- GLOBAL FRONT TOWER
- GATE SQUARE 小杉陣屋町
- パークアクシスプレミア南青山
新築マンション購入ブログまとめ~三井不動産編~
三井不動産のマンションは『パークホームズ』シリーズです。
(三菱地所の『パークハウス』と紛らわしいですね。混乱する方も多いと思います。)
三菱地所と三井不動産を比較して(もちろんどちらも優れていますが!)
個人的には、自社開発の技術力は三井不動産の方が高いのではないかと印象を受けました。
一方で、グッドデザイン賞受賞などをはじめとする、対外的なアピールや販売戦略に優れているのは三菱地所だという印象を受けました。三井不動産のCMと比較して、今はあまり見かけませんが「三菱地所を見に行こう~♪」のCMの方が印象に残りましたからね。
旧日本三大財閥の2つ目を調べてみました。新築マンション購入するにあたって、旧日本三大財閥のマンションは選択肢の一つとして絶対に調べたほうが良いと感じました。
次回の新築マンション購入ブログでは、住友不動産(すみふ)について調べたいと思います!!
コメント