【マイホーム購入】お得な『住宅ローン減税』っていくら戻ってくる?どんな人が控除対象になるの?

マンション購入

マイホーム購入は、おそらく多くの人は一生に一度でしょう。だからこそ、賢く買いたいですよね。賢く買えば、お金が戻ってきます。住宅ローン減税は申請しなければお金が戻ってきません。『公的な手続きに自動的にお金が返還される仕組みはありませんので、住宅ローン減税の申請は絶対に必須です!』絶対にこれだけは覚えておいてくださいね!では、知っておくべき住宅ローン減税についてご覧ください!!

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住宅ローン減税のシミュレーションの前に、もし1億円のマイホーム購入したとしたら総支払額はいくらになる?

1億円を借りた場合の利息を0.6%~1.7%として試算すると、利息だけで1,000~3,000万円がかかることになります。

すなわち、総返済額は1億1,000万円~1億3,000万円ということです。

↓↓詳しくは下記ページでシミュレーションしています!!

【不動産購入】1億円のマイホームを買う!!この夢、夢で終わらせますか?それとも現実にしたいですか?
新しく家を購入するとき、購入費の上限を見るとキリがありません。でも、誰しもが『1億円のマイホーム!』、『億ション!』って憧れますよね?1億円が高いか安いかの価値観は、人それぞれ(皆さんの年収次第)ですが、一般的には間違いなく高いと感じるで...

だいぶ大きな額を返済しなければなりません。
でも、マイホーム購入とはそういうものです。
皆さんもご自身の収入に合わせて返済金を設定して、その返済金の支払いを頑張っていきましょう!!目指せ繰り上げ返済です!!

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マイホーム購入と言えば『住宅ローン減税』です!でも『住宅ローン減税』っていくら得をするの?

そんな高価な買い物だからこそ、国の公的な制度を利用することが有用です。

すなわち、『住宅ローン減税』です!!
そもそも『住宅ローン』ってなんぞや?という方のために、簡単な説明から入ります。

住宅ローン減税の概要

住宅ローンを借り入れて、住宅を購入した人の負担軽減を図る制度です。
毎年末の住宅ローン残高に応じて、所得税額から引かれる仕組みです。
入居した翌年の確定申告時に申請(申請必須することになります。2年目以降は年末調整時に必要書類を提出(提出必須することで控除を受けられます。

ここで、『住宅ローン減税』は消費税増税による負担増にも、少しだけ対応しているんです。
ご存知の通り、令和元年10月1日から10%に上がります。
「せっかくマイホームを購入するのに、消費税あがるのかよ~」とショックを受けていらっしゃる方も多いと思います。

そこはご安心ください(微々たる安心ですが)。
その消費税増税の負担増を緩和するために、これまで10年間しか住宅ローン減税が適用されませんでしたが、なんと13年間適用されるようになりました!!

3年間延長されるのは、結構ありがたいですよね!!

住宅ローン減税でいくら返ってくる?どれくらい得をする?

『住宅ローン減税』について、所得税額から引かれると言っても、具体的なところがなんとなくわかりにくいですね。
一番気になるのは、結局いくら返ってくるのかということでしょう!
でも、安心してください。シミュレーションしてあります!

令和元年(2019年)10月~令和2年12月までに新居に居住した場合には、以下の額が最大で所得税から返ってきます。

一般住宅の場合

  • 1~10年目:4,000万円(ローン残高上限値)×1%=40万円(1年あたり)
  • 11~13年目:4,000万円(ローン残高上限値)×1%=40万円(1年あたり)又は建物購入価格4,000万円(上限値)×2%÷3=27万円(1年あたり)の小さい方の額

⇒合計すると13年間で最大で520万円も返ってきます!!
(※その年ごとの『ローン残高』や『建物購入価格』に依りますのでご注意ください。なお、所得税を年間で40万円以上収めていない人は、ここまで返ってこないのでご注意ください!具体的には、年収約750万円以上の方でないと所得税は40万円納めていません・・・)

認定長期優良住宅及び認定低炭素住宅の場合

  • 1~10年目:5,000万円(ローン残高上限値)×1%=50万円(1年あたり)
  • 11~13年目:5,000万円(ローン残高上限値)×1%=50万円(1年あたり)又は建物購入価格5,000万円(上限値)×2%÷3=33万円(1年あたり)の小さい方の額が

⇒合計すると13年間で最大で650万円も返ってきます!!

(※その年ごとの『ローン残高』や『建物購入価格』に依りますのでご注意ください。なお、所得税を年間で50万円以上収めていない人は、ここまで返ってこないのでご注意ください!具体的には、年収約830万円以上の方でないと所得税は50万円納めていません・・・)

 

住宅ローン減税の適用条件

  • 自ら居住すること
  • ローン返済期間が10年以上であること
  • 床面積が50cm²以上であること
  • 合計所得金額が3,000万円以下であること

そんなに難しい条件ではありませんので、ご安心ください!!

参考HP:国土交通省 すまい給付金
http://sumai-kyufu.jp/outline/ju_loan/index.html

参考HP:財務省『平成31年度税制改正の大綱』一個人所得課税 1住宅・土地税制
https://www.mof.go.jp/tax_policy/tax_reform/outline/fy2019/31taikou_01.htm#01_01

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住宅ローン減税っていくら返ってくる?マイホーム購入まとめ

住宅は購入金額が大きいだけに、たった1つの制度を適切に利用しただけで、返ってくる金額が大きいですね!色々な条件を考慮すれば、最大で600万円程度も返ってきます。ただし、年収面でここまで返ってこない方は多いと思います。
1億円のマイホームを購入される方は、年収面かつ住宅面のいずれを考慮しても、満額近く返ってくる方が多いでしょうから、是非とも『住宅ローン減税』についてチェックしましょう!!

 

住宅購入が現実味を帯びてきましたか?
住宅に関する制度を隅々まで調べて、何一つ漏れの無いように制度をチェックしたいですね!
少なくとも多大なメリットがある『住宅ローン減税』は必須です。

  

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