【マイホーム購入】1億円のマイホームのための頭金。親からの資金援助は贈与税非課税!!

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1億円のマイホーム購入が私の夢です。その夢を実現するためには、ある程度まとまった額の頭金を貯めておかなければなりません。では、いくらの頭金を支払えば、住宅ローンがいくら安くなるのか調べてましょう。今日もシミュレーションです!

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1億円のマイホームを購入する場合の月々の返済額(頭金ゼロver.)

まず、頭金ゼロとした場合(=1億円のローンを組んだ場合)の月々の住宅ローン返済額についてです。これまでの記事で行ったシミュレーション結果を載せます!

  • 元利均等返済
  • 利息0.6%
  • 35年ローン

として計算すると、月々26万円の住宅ローンの支払いが必要になります↓↓

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さらに、生活費や子供の教育費等をすべて含めた、月々の最低限の支出額について次のページにまとめています↓↓

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子供2人として、学校(小中高大)がずーっと公立か、それともずーっと私立か、または私立一本&大学医学部かによってかなり異なりますが、合計すると月々64~97万円です(子供×2)。

まず、このくらいの金額の返済額ってキツいですか?それとも、キツくはないですか??

・・・普通の感覚で考えたら、結構キツいですよね??

というわけで、このキツさを緩和するために、頭金をいくら支払えば、月々の住宅ローン返済額がいくら減るのかということをシミュレーションしてみます!!

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頭金の金額からの月々の総支出シミュレーション(住宅ローン含む)

  • 頭金1,000万円⇒月々の返済額237,626円月々支出額54~86万円
  • 頭金2,000万円⇒月々の返済額211,223月々支出額51~83万円
  • 頭金3,000万円⇒月々の返済額184,820円月々支出額48~80万円
  • 頭金4,000万円⇒月々の返済額158,417円月々支出額46~78万円
  • 頭金5,000万円⇒月々の返済額132,014円月々支出額43~75万円
借入額から月々の返済額シミュレーション|住宅ローン【フラット35】|楽天銀行
お客さまのご希望のお借入金額と返済期間、ボーナス時に追加でお支払いいただく金額(任意設定)から、楽天銀行住宅ローン(金利選択型)/フラット35/「固定と変動」の毎月の返済額を試算できます。

月々の支出が50万円を超えると生活が結構厳しくなってしまうのではないでしょうか?
月々50万円の支出ってことは年間600万円の支出ですから。
ということで、頭金は2~3,000万円くらいは準備したいですね。

皆さんはありますか?このようなまとまった金額が。
余裕であるよ~って人は、うらやましすぎます。

私は残念ながら足りません。

とすれば、親のすねをかじる作戦もありです。
実際に、マイホーム購入時に親に援助してもらうという話も結構聞きます。
(※うちは残念ながら援助もなしです・・・)

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親に頭金の援助をしてもらう場合の注意点!!

親からの援助、贈与税っていくらかかる?

親に住宅購入に関する資金を援助してもらうことも、多くの方は考えると思います。

通常の贈与(住宅ローン以外)の場合は、もちろん贈与税がかかりますよね。

基礎控除額が110万円ですが、その110万円を超えた金額に関して以下の税率で贈与税がかかります。

  • 贈与額200万円まで:税率10%
  • 贈与額300万円まで:税率15%
  • 贈与税400万円まで:税率20%
  • 贈与税600万円まで:税率30%
  • 贈与税1,000万円まで:税率40%
  • 贈与税1,500万円まで:税率45%
  • 贈与税3,000万円まで:税率50%
  • 贈与税3,000万円超え:税率55%

参考:国税庁HP
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm

計算するとわかると思いますが、結構な金額ですよ!!
もったいなさすぎます。なぜこんなに天引きされてしまうのか・・・
(※親に頼らず自分で働けってことでしょうか・・・)

というのは、『通常の贈与』の場合です。
『住宅購入時の贈与』の場合は、別の制度が適用されます。

というわけで、『住宅購入時の贈与』は、『通常の贈与』の場合と違うってことをしっかり勉強してくださいね。

住宅購入に関しては、もし『通常の贈与』とみなされたらとんでもないことになってしまいます。数千万円持ってかれるかもしれません。
・・・貴重な親からの贈与、一文たりとも贈与税はかけたくありません。
では、贈与税のかからないような制度とはどのような制度でしょうか??

『住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税』って何?

皆さんはご存知ですか??

『住宅取得等資金の贈与を受けた場合の非課税』というのは文字通り、住宅取得に関する費用の援助を受けた場合に一定額を非課税(贈与税がかからない!)とすることができる制度です。

具体的には、『受け取る人の収入による条件』や『購入する住宅による条件』などがありますが、次のような非課税の特例を受けられます。

~省エネ住宅の場合~
住宅購入契約締結日:2019.4.1~2020.3.31⇒3,000万円が非課税
住宅購入契約締結日:2020.4.1~2021.3.31⇒1,500万円が非課税
住宅購入契約締結日:2021.4.1~2021.12.31⇒1,200万円が非課税
~通常の住宅の場合~
住宅購入契約締結日:2019.4.1~2020.3.31⇒2,500万円が非課税
住宅購入契約締結日:2020.4.1~2021.3.31⇒1,000万円が非課税
住宅購入契約締結日:2021.4.1~2021.12.31⇒700万円が非課税

かなりの額が非課税で贈与を受けられるということですね!!
これを利用しない手はありません!
皆様、親からの援助受けられる人は是非そのスネをかじってください!

参考:国税庁HP
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4508.htm

なお、省エネ住宅とは、以下のいずれかの条件を満たす住宅です。
最近の住宅であれば比較的満たされやすそうに思います。

~省エネ住宅とは~
・省エネルギー性の高い住宅(断熱等性能要求4又は一次エネルギー消費量等級4)
・耐震性の高い住宅(耐震等級2以上又は免震建築物)
・バリアフリー性の高い住宅(高齢者等配慮等対策等級3以上)
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1億円のマイホームのための頭金のまとめ

  • 1億円の住宅を購入するためには、年収が高いことが必須ですが、頭金もまとまった額があることが必須です。
  • 頭金の目安は2~3,000万円以上がベスト!!
  • 頭金がもし無ければ2~3,000万円まで親に借りることも検討しましょう!!
    ※特例を使えば贈与税がタダになりますよ!!

 

皆さん、頭金はいくら準備できますか?
住宅購入のための資金は十分に準備しておかなければいけませんし、長期間住宅ローン返済しなければいけないわけですから、金利対策として親に貰う(or借りる)ことも選択肢の1つとして考えるべきでしょう。
多くの人が親に借りているのが実情ですから、何も恥じることはありません。
1億円の家に住めるようにしっかりと計画しなければいけませんね!!

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